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Breast Care乳房ケア技術研修

産後ケアで必要とされている「乳房ケア」を
痛くないようにやさしく
自信をもってできるようになります

ママズ乳房ケア(すいな式乳房ケア)技術研修(助産師・専門職の方向け)

産後多くの女性は出産後に起こる「乳房の変化」や授乳の方法について戸惑います。
授乳を行うかどうかに関わらずこの変化に対処しなければいけません。
母乳育児を続けたい方だけでなく、混合栄養でも母乳を止める時でも支援が必要とされています。

乳房の変化や対象者の心理的な状況を的確にアセスメントし、アプローチする知識と技術は、助産師教育の中では十分に行われず、卒後教育の中で獲得していくことになります。

施設などでの、産前産後の女性への満足できるケアと支援を提供するために、助産師の技術と知識をもち、自信をもってケアにあたれることは、母親や赤ちゃんのアタッチメントを促し、様々な社会的な問題解決にも通じると考えています。

ママズ乳房ケア(すいな式乳房ケア)の特徴

  • 短時間でも行えるから日常のケアに活かせる

    ・NICUや外来などで着衣し座位でのケア
    ・産褥入院中の短時間でのケア

  • 時間をかけてじっくりケア母乳外来や助産院での活用

    ・産後ケアとして新生児期を過ぎた母親への育児指導とケア
    ・母乳外来でのケア
    ・助産所開業におけるトラブル時や幼児へ授乳中の方へのケア

  • 包括的産後ケア

    母親のこうありたいという思い、乳房の状態、精神状態、児の気質や発育発達などからアセスメントし、心身への支援の目標を設定し、乳房診断、ケア計画、家族システムへのアプローチ法を考えていきます。

  • 中医学における治療法のひとつである「推拿(すいな)」

    撫でさする、軽く揺らすなどの手法を使ったやさしい乳房ケアで、対象者に心地よい心身のリラックスを与えることにより、心理的な支援も行いやすくなります。

  • 育児支援

    母親の話を共感的態度きき、抱っこの方法、補完食(離乳食)、睡眠、乳児認知能力の発達と遊び、発育発達アセスメントなども行っていきます。

メッセージMessage

厚生労働省の調査によると平成17年度の日本における母乳育児率は、生後1ヶ月で45%、生後3ヶ月で38%と低い数値になっていました。平成27年には、生後1ヶ月で51.3%、生後3ヶ月で54.7%に上昇しています。
理由として、退院後の母乳育児指導の充実が考えられます。

母乳育育児をあきらめる理由のひとつに、専門家からの適切なサポートがないという現状があります。
助産師はその専門性から、母乳育児支援が期待され、特に乳房の状態を適正に保つための助言やケアに対するニーズは高いです。ただし、現状では、「乳房ケアは痛い」という概念が一般的であり、ケアを受けずに、母乳育児を断念している方も多いです。

南田助産師は、22年に及び、心に寄り添う乳房ケア技術を研究し、約20,000人へのケアを施す中で、一定の技術を確立いたしました。 また、中国漢方医科大学での研修などにより、研鑽をつみました。

この「心に寄り添う乳房ケア」技術は、柳瀬ワイチ(株)カネソン本舗さまとの、助産師向け研修会を全国で行い、普及を図っておりますが、十分な技術を身につけていただくためには、長期的な研修により、独立開業できるだけの技術の習得と、トラブル時の対処法などを伝えることが必要と考え、研修制度を実施するに至りました。

母乳を与えたいと願っている方がその目的を達成できるように、心身ともにサポートできるような助産師になりませんか。

また、最近は母乳育児への関心が高まっております。
例えば、院内に母乳外来を開設することにより、貴院への満足度を上げ、他の院との差別化を図ることもできます。
沢山のメリットがある「心に寄り添う乳房ケア」技術を活かして、母乳育児のお手伝いを一緒にしませんか? 助産師 南田 理恵

産前産後ケアのプロ育成

「やさしい」乳房ケアができるようになるために

授乳中の方に対しては様々な支援方法があります。
私たちは、直接乳房に触れる「乳房ケア」を行います。

お母さんがこうありたいという目標と、児の発育発達などをアセスメントし、診断、ケア計画をたてていきます。
乳房ケアは中医学の推拿(すいな)を使った手法で、苦痛なく、短時間で効果的にケアを行います。

「心もおっぱいもスッキリしました」と喜んでいただけるように、補完食や抱っこの方法、睡眠、発育発達、遊びなど育児についても、お話できるように学んでいただきます。

研修はお仕事やご家庭のご都合に合わせて、計画をたてて、進めていくことができます。

乳房ケア技術研修

2つのSTEP
病産院での産褥ケア、産後ケア、助産所開業、開業後のアップデートなど目標に合わせて習得できます。
対象となる方
  • 助産師・看護師など専門職としてのキャリアアップ、職場でのスキルアップを目指す方
  • 「心に寄り添う乳房ケア」の手技を全て習得することで、妊娠中から卒乳の時、トラブル時の指導やケアが行えることを目指す方
講師 Mamas'Care 代表 南田 理恵(助産師)、他スタッフ(助産師)
研修場所 STEP1はオンライン受講または会場受講
STEP2は兵庫県西宮市、兵庫県宝塚市、愛知県名古屋市、その他
研修期間 最長12ヶ月間。特別な事情がない場合は、研修開始12ヶ月を経過した時点で研修終了。
(体調不良やご家族の事情、勤務や学業の状況など事情のある場合は応相談)

Step 1 基本を学ぶ

すいな法の基本手技の理論と実技を知る(オンライン、又は会場講義)

目標
  • 現代の子育てにおける問題点について理解する
  • 妊娠中から子育て中の栄養について理解し適切な援助ができるようになる
  • 母乳育児の利点について理解する
  • 乳房の解剖生理を理解した上での適切な援助ができるようになる
  • 乳房トラブルと具体的なケア方法、自己管理方法について指導できるようになる
  • 行動変容を促すために必要なケア評価ができ、継続ケアが行えるようになる
対面講座開催日・会場 詳細・お申し込みはこちらから
受講料 一般16,500円(税込)
ママズケアアカデミー会員 5.500円

※キャンセルポリシー
ご入金された受講費は原則としてご返金出来ません。やむを得ずキャンセルされる場合は、所定のキャンセル料を差し引いてご返金致します。
※対面による講義と乳房模型を使っての手技演習を行います。
※当日、テキストとオリジナル乳房模型を販売します。ご入用の方は、お求めください。
テキスト:¥1,200/乳房模型:¥5,600(税込)
STEP1-1
基本手技編
  • 【1】ママズ乳房ケア(すいな式)概論
  • 【2】基本6手技
  • 【3】ケア時の姿勢(臥位・座位時など)
  • 【4】乳房診断のための情報収集とアセスメント
  • 【5】査定法手技3種
  • 【6】筋膜リリースと乳房自己ケア法
STEP1-2
産褥早期編
  • 【7】うっ積・うっ滞/産褥早期、乳管閉塞
  • 【8】乳頭トラブル/乳頭損傷、水疱・乳口炎、扁平乳首、短乳首、仮性・真性陥没、児の舌小帯短縮症
STEP1-3
トラブル編
  • 【9】乳腺炎/うっ滞性乳腺炎、感染性乳腺炎、アセスメントの視点と診断方法
  • 【10】卒乳・断乳/卒乳と断乳の違い、断乳の時期と方法、卒乳・断乳時の乳房のケア方法、児への心理的ケア、キッズマッサージ法
  • 【11】乳がん併発時/乳がんの分類の標準治療、心理的サポート、乳がん併発授乳時のケア

Step 2 助産所実習

2つのコースがあります。

  • ①院内研修 講師が病院・助産所等に出向いて、基本手技の習熟を目標とする2日間の演習を行う。
    (不定期開催・原則として個人のお申込みは受付致しません)
  • ②資格取得コース 17日間+オンライン研修 ママズケアの助産所内で、個別指導による実践的研修。
    すいな法乳房管理士と産後ケアプロフェッショナルの資格習得ができます。
受講料(※) 院内研修 6万円(税別)
資格取得コース 45万円(税別)
対象 医師・助産師・看護師 ※女性のみ
講師 ママズケア代表 南田理恵、
すいな法乳房ケア技術エデュケーター(ママズケア認定講師)、
各種専門分野の経験豊かな講師
研修場所
(選択可)
■助産所ママズケア西宮【詳しくはこちら
〒662-0977 兵庫県西宮市神楽町11-20 イースト夙川202号室、
又は 西宮市神楽町10-7 サン・モリッツ夙川201号室
■助産所ママズケア宝塚【詳しくはこちら
〒665-0845 兵庫県宝塚市川面5丁目10-32
川面マンション203号室
■助産所ママズケア名古屋【詳しくはこちら
〒463-0035 愛知県名古屋市守山区森孝2-968
■ママズケア浦和サロン(履修内容によっては研修不可)

〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常磐2丁目9−18
産後ケアハウスLanka内

※2025年4月現在の料金です。予告なく変更する場合があります

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